負けることから始める、真の勝利への道

後ろ向きにならない方法


今日はよい出来事があった。
今日はいやな出来事があった・・・
このように、毎日「よい」「悪い」事にこだわり、縛られているうちは、永遠に良いことと悪いことという概念からは逃げられません。

敗北研究所では、宇宙真理の極みである、「ただ生きていること」こそが最高の幸せという考えに基づいているので、あなたが今日も生き続けているということは、ついさっきまでの出来事は「今」のために必然で起こっている。とする考え方です。
そのため、いやな事、良い事という枠がありません。
仮に泥棒に入られたとしても、その泥棒への「生」へ寄与できたのですから、よかったねと、これで済むわけです。

何かを失うと損をしたという人がいますが、手荷物を下さない限り、新しい荷物は持てません、つまり失うことは新しい出会いや出来事を得るために必要なことなのです。
この考え方をさらに延長すると、将来の不安も減少します。
将来の不安のために老後の資金をためる人がいますが、今見えている出来事にお金を使わずに、まだ見えない未来のためにお金をためておくのは、大変もったいないのです。 それなら、今、目に見える事に投資(人にも物にも、自分にも)することで、未来のパフォーマンスはさらによくなるのです。

この世界で起こる出来事は、完全にニュートラルです。
たとえば、「目の前で犬が鳴いた」という出来事が起きたとします。
この事を、「怖い」と捉える人もいますし「かわいいと捉える人もいます」出来事は中立的なので、すべてはあなたの捉え方で変化するわけです。
今のあなたの実力と経験から見ると、その延長線上での未来が仮に「不安」だとしても、能力が高まり、さらに経験を積むことで、今までの不安が消える事があります。
まさに未来への備えのために「今」へ投資を行うことをお勧めします。
このことは、あなたに付きまとうあらゆる不安や後ろ向きな概念を打ち消してくれるでしょう。

突き詰めると「自分は生かされている」という感謝の気持ちこそが、究極の不安解消の思考です。
そうは言っても、常に感謝の心を持つことは難しいかもしれません、私は「その気持ちを思い出した時」感謝すればよいと思っています。
感謝することを義務にしてしまうと、感謝の心を持てない自分が嫌いになります、それでは意味がありません。
感謝の心を忘れてしまう自分自身さえも、今生きている事に必要だったんだ、ありがとう。 それでいいのです。
サボってしまう自分、つい悪口を言ってしまった自分、電車でおばあちゃんに席を譲れなかった自分。。。そんな自分自身を許してあげることです。
自分を許すと、他人を許せるようになります。
逆に他人を許せないと、他人を許せない自分が許せなくなります。
心を広く持つということは、すなわち、自分を許すことなのだと、私は思います。

こうして、自分を許すことで、心の中にあった不安は少しづつ消えてゆきます。