負けることから始める、真の勝利への道

怒り心頭時の対応


人はまれに、どうにもならない怒りの感情を抱くことがあります。
イライラが募り、自分でもどうにもならないときに駅で足を踏まれた、ウェイターが自分を無視した・・・などなど。
また恋人のワガママや友人知人の容赦のない勝手なお願い事などなど。
数え上げたらきりがないほど、この世の中には怒りの種がまかれています。
そんな時、あなたの心の中で煮えたぎった油の沸点が臨界点に達し、ついに爆発・・・する前に、当サイトからのアドバイスをお読みください。

<怒り心頭時に行うとよい対策>
1、3分間その場を離れてみる
怒っているとき、人は「何に怒っているのかが分かっていない」場合があります。
それは、自分自身かもしれませんし、相手のある部分かもしれませんが、ほとんどの怒りの感情はストレートではなく、何か矛先を変えてぶつけられます。 そのため、怒っている時には、世の中すべてに怒っていると言っても過言ではなく、冷静さを失っています。
そこでお勧めなのは、とりあえずその場から3分席を外し、トイレに行ったり、煙草を吸ったり、お茶を飲んだりしてみることです。
意外にも「そんなに怒っていない自分」に気づけるはずです。
本当は1日待ってみるのがよいのですが、怒っている人に、1日考えろと言っても無駄なので、とりあえず3分で結構です。

2、胸に手をあて、自分がいったい何に怒っているのかを考える
上段でも書きましたが、怒っている時というのは、いったい自分がなぜ怒っているのかさえ分からなくなっています。
自分自身のプライドへの誇りからなのか、相手のミスに対してなのか、そして仮にそれがミスなら、ミス自体ではなく、ミスをしたことで起こるその他の原因に対する恐怖心からの怒りなのか・・・
このことを冷静に考える必要があります。
そして、自分自身が怒りをぶつけたとして、何か状況が好転するのか?をよく考えることです。

最近、キレルという言葉を使う人がいます。
私的に解釈すると
「怒る」=関係の継続(状況を改善させるための力)
「キレル」=関係の遮断(破壊するための力)
と考えております。
キレルというのは、どうしようもない怒りで、この先その人や物との関係を壊してもよい場合に起こる行為です。
最近の痛ましい事件等を見ていると、まさしくこの「キレル」行為が増えていると感じます。
自己受容の出来ない未熟な人間が増えたという事かもしれません。
人間は、他人や物、地球資源によって生かされているという感謝の心を今一度見つめなおしてみる必要があると言えます。
そして、この感謝の心を根底に持っていれば、怒る事も、キレル事もなくなり、また他人の怒りの感情さえ感謝できる、本当の心の平穏が宿るのではないでしょうか。