負けることから始める、真の勝利への道

人に優しくなれない時


人はたまに、自分にゆとりがなくなります。
自分にゆとりがなくなると、人に優しくなれなくなります。

「あなたという人がこの世界で生き続けていけるのは、300名近くの他人に支えられている。」

という言葉があります。
人は一人ではいきてゆけない。
そんな格言を裏付けるような言葉ですが、あなたは300名の顔を思いうかべられるでしょうか。

それは現時点でのことであって、あなたという人がこの世界に生まれた瞬間から数えれば、それはかぞえきれないような人たちの愛情が、あなたという体の一つ一つを作ってくれたことでしょう。

ふとしたことですれ違ってしまった友人、
誤ることができずに、傷つけてしまった恋人、
ありがとうというシンプルな言葉が伝えられずにいる両親。

これまで生きてきて多くの人たちと出会い、別れ、傷つき、慰めあってきたことでしょう。
しかし、それらすべての人たちにも、その人なりの背景があり、やはりあなたと同じように、その人を支える数多くの人々の愛情があるのです。


関係を切ってしまうのは簡単です、しかしあなたの心の中にある本当の優しさの声に耳を傾けてみてください。
今、目の間にいるその人にかけてあげたい言葉は、本当にその一言ですか?
今、目の前にいるその人に伝えたいことは、本当にその言葉ですか?
もし今、目の前にいるその人と、最後の別れになるとしたら、あなたは何を伝えますか?
時間は永遠に流れていますが、この一瞬は後にも先にも一期一会です。
一瞬の連続が永遠だとするならば、この一瞬一瞬を輝くような光の時間にしたいですよね。