得るために「手放す」大切さ
世の中には、「減少」することを、負と捉えている方が少なからずいるようです。
失う事は、今まで蓄積した「有」が「減少」するわけですから、一時的に自分の手元から離れることを意味します。
そのことを短期的にみると、「せっかくためたのに」とか「苦労して蓄積したのに」という気持ちが先立ち、失う事をマイナスに捉えてしまうのでしょう。
しかし、敗北研究所では、失う事は有を生み出すための糧、種なのだという考え方です。
両手いっぱいの手荷物を持っていたら、新しい荷物を持てません。
一度荷物を手放すことで、新しい荷物が持てるのです。
宇宙全体で物を考えた時、あなたから手放されたある物は、誰かの手に渡り、その人の有に代わります。
それは、つまり世の中全体で考えれば、失う事はないのです。
失う事を悲しむということは、あなたの利己的な考え方なのです。
自分自身の欲望から気持ちを解放し、地球全体として、宇宙全体として視点を大きく持つことで、失う事を恐れない魂を手に入れられます。
私は以前、空き巣に入られたことがありました。
部屋の中はめちゃくちゃでしたが、第一に感じたことは「僕の家のものを持っていったことで、泥棒さんは少しは寒い冬を越すことができるのかな、よかった」と思いました。
たしかにめちゃくちゃになった部屋を片付けるのは大変でしたが、失う事でまた多くの有を得られることを知っていれば、空き巣に入られた事でさえプラスに考えられます。
突き詰めると、この世界にマイナス的なものはないということです。
気づけば多くの方は自分の事ばかり考えております。
一定のパイを奪い合う価値観から、今、21世紀は心の時代、広い気持ちを持ちながら宇宙全体で考える時代が来たと言えます。
持てるものをすべて手放したとしても、あなたが人を愛する根本的な価値観は変わらないでしょう、そしてそんなあなたを愛してくれる家族や恋人もいるでしょう。そう考えれば、特に不安に感じることなど何もないのです。
| 2012 |
| 0223 |
| Thursday |
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